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硫黄島 (東京都)[いおうとう]
硫黄島(いおうとう)は、小笠原諸島の南端近くに所在する、東西8 km、南北4 kmの島である。 == 概要 == 行政区分上は東京都小笠原村に属し、東京都区部からは、南方におよそ1,200 kmに位置する。島内の最高峰は、摺鉢山(標高169 m)であり、硫黄島は周囲の島々と合わせて火山列島(硫黄列島)と呼ばれる列島を形成している。活火山の火山島であり、地熱が高く、島の至る所で噴気が有り、噴出する火山ガス(二酸化硫黄等)により特有の臭いが立ち込めている。これが硫黄島の名の由来である。また、歴史的呼称として硫黄島(いおうじま)の別称もある。 ※名称については後述。 火山噴火予知連絡会によって火山防災のために監視・観測体制の充実等の必要がある火山に選定されている。 現在は海上自衛隊と航空自衛隊の基地が置かれており、基地関係者以外の民間人の全島への立ち入りが制限されている。しかし、太平洋戦争(大東亜戦争/第二次世界大戦)の激戦地(硫黄島の戦い)として知られ、旧島民らの慰霊などのための上陸は例外として許される。このため小笠原諸島に属しているが小笠原国立公園からは除外されている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「硫黄島 (東京都)」の詳細全文を読む
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